食べやすいホヤの選び方と美味しい調理方法「ホヤのさばき方(ホヤのおつまみ)」

■夏場が旬の「ほや」。その見た目や香りで苦手な人も多いですが、好きな人にはたまらないクセのある味です。
「海のパイナップル」とも呼ばれます(なぜ?形かな。見えん)。
実は、新鮮なやつを自分でさばくと、とても食べやすいです。
クセをどれだけなくすか、逆にどれだけクセを残すかも、コントロールしやすくなります。778鍋が有名ですが、あん肝ポン酢も絶品です。

コツは、最後にホヤから取り出した水に、身をくぐらすかどうかです。

レシピ——————————————–

■材料

ホヤ(殻が丸々と張っている新鮮なもの)、水道水(流水)、三杯酢(何もつけなくてもOK。ポン酢でもOK)

↑殻がへこんでいたり、殻の中の水分が出ていないものを選びます(殻の中には、水分が入っています)

■つくり方

1.ホヤのごつごつした先端のほうに、包丁の切れ目を入れます。
勢いよく中の水分が出るため、その水分をボウルに取ります。
上から包丁を立てると上に飛び出すため、包丁で指を切らないように、下から切れ込みを入れます。

殻はわりと固いため、さそうとすると刃が簡単に刺さらないこともあります。
その場合は包丁の刃をゆっくり前後にスライドさせながら、ゆっくり切れ込みを入れると危なくありません。

 

 

2.飛び出した水分は、透明なのがベストです。臭みもほぼありません。
下の図のように、ホヤに切れ込みが入ると、内臓の混じった色の水になることもありますが、その場合は気にしないでいきましょう。

 

 

3.身と、殻の間に手を突っ込んで、くるりと回すと中からすっぽり、身が取れます。

 

4.身を半分に中央で真っ二つに切ると、図のように、黒い塊の箇所がいくつかあります。
これは、ゴミなので、指で、こすようにしながら、丁寧に取り除きます。
臭みをとる、第一のポイントです。

 

5.きれいにゴミを取り除いたら、水道水で軽く全体を洗い、一口大に切ります。

 

6.さきほどホヤから取っておいた水を軽くくぐらせて、出来上がりです。
臭いが苦手な人は、くぐらせなくてもよいでしょう。

お好みで、そのまま、三杯酢(砂糖、穀物酢、醤油を1:1:1で混ぜる)、ポン酢などで食べます。
私のオススメは「そのまま」です。

ただ、よく言われるのは、「きゅうりと一緒に食べるとおいしい」ということ。
なので、ここでは一番簡単にできる、スライスきゅうりと、ポン酢で仕上げました。

 

この組み合わせは、香りが苦手な人にもとても食べやすいです。
おためしください♪

自分でさばいたのが一番ではある♪

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