カカオ豆から手作りチョコを作ってみた感想と注意点「BEAN TO BAR KIT カカオ豆から作る手作りチョコレートキット」」

カカオ豆から、チョコレートを作ってみました!

と、言っても、そんなキットがKALDIで売っていたので、買ってきて作りました。笑
その体験談です。

※作ってみたうえでの注意も書いておきましたので、このキットに限らず、チョコづくりの参考にしてください。

■はじめに

作り方を見てのけぞりました。

1.カカオ豆の皮をむく(目安時間:約40分
2.すり鉢で細かく砕く(目安時間:約50分
3.湯せんしながら練る(目安時間:約40分
4.砂糖を加えて練る(目安時間:約90分
5.型に流しいれる
6.冷蔵庫で冷やす(1~2時間ほど

 

しんど!!
チョコづくりしんど!!

ジャケ買いしたことをちょっと後悔。笑

 

↑中身は3つしか入っていません。ちょーしんぷる。

 

↑袋の中の香りを嗅いで、大好きなにおいに恍惚となる娘

 

■作り方

1.焙煎済みのカカオ豆の皮を割ります

豆の中央を指で押すと、パキッと皮が割れます。
注意:
力を入れすぎると、豆まで割れてしまいます
割った皮で指を切ることがあります(箱の注意書きにもありますが、実際に娘が爪と指の間を傷つけました)

 

2.すり鉢でゴリゴリとすりつぶします

注意:
めちゃくちゃ大変です。笑
というか、サラサラの粉状にするのはすり鉢じゃ厳しい気がしました。

っつーか40分もゴリゴリやってられっか

そこで、裏技。
荒く砕いた後は、BRAUNのチョッパーで、可能な限り小さくしました。
電動ミルのあるご家庭は、それを使うことをお勧めしますが、無くても、こうしたもので代用できます。
豆が本当に簡単に砕けるため、ミルやチョッパーの歯を欠かすこともないですが、これは豆の硬さにもよると思うので、自己判断でお願いします。

↑チョッパーでもご覧の粒レベルにはなります。

 

3.60~70度で湯せんしながら練ります

これはもう、頑張るしかありません。湯せんしながら、すり鉢で擦りまくって練ります。
すり続けていると、粉がドロドロになってきます。不思議です。

注意:
置く台の間の上に濡れタオルを置き、
お湯を張った鍋とその中に入れるすり鉢の間にタオルを沈めておくことで、
擦るときにすり鉢や鍋が動くのを軽減することができます。
それでも、動きやすいのでこぼしたりしないように気を付けましょう。

お湯が冷めてくると、中の豆の粉が固まり始めてしまうので、その時はまたお湯を温めなおします。

お湯が、何かの手違いで粉に混じるとおいしくなくなったり、固まらなくなったりするので、気を付けましょう。


↑子どもにも手伝ってもらいましたが、いや、大人じゃないとこの根気とコツはむずかしい。。

 

4.砂糖を加え、さらに練ります

砂糖を加えると一度また、ドロドロになったものがまたポロポロに戻ってしまいますが、お構いなしに混ぜましょう。

注意:
混ざったところで味を見てみましょう。かなりビターでした。
私は試しに甘くしようとして、上白糖を混ぜたものも少し作ってみましたが、砂糖の味が分離してしまった感じがしました。
もし、砂糖を混ぜるなら、同梱されているのと同じ「てんさい糖」が良いと思います。

この練りの仕上がりで、最終的な滑らかさが確定します。気合を入れて、後悔のないレベルまで練ってください

 

5.型に流しいれます

↑市販のチョコレートより、かなり粒が大きいですが、手作りの醍醐味と思って楽しみましょう

 

↑そのままではかなり堅かったので、試しに少し牛乳を混ぜてみたところ、こんなに滑らかになりました

 

5.冷蔵庫で冷やして固めたら完成

↑牛乳を混ぜたものは固まりませんでした。。やはり、この辺の分量のシビアさはさすがチョコですね。
砂糖を追加で混ぜたものは固まりました。

 

■作った感想

荒いカカオの歯ごたえが、キットカットのクランチのようでおいしいです。
かなりビターな仕上がりでした。

砂糖を加えたもののほうが、子どもたちには好評でしたが、私はビターなのがおいしかったです。

かなり体力が必要でした。笑

でも、こうやってチョコができるんだー、と楽しかったので、興味があればぜひチャレンジしてみてください。

 

 

ハイパワーで片付けも簡単でめちゃくちゃ便利!

 

一度粉にしてから固めた、すぐに溶けてとろとろになる加工されたカカオもあります

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