【体験談】原因不明の雨漏りを直した体験談 ~その2:散水チェックの結果とまとめ~

■調査でつけた目星が当たりまくり♪散水検査1回目(2017年9月)

契約書を見たら、ターゲット3カ所については先の10年間保証付き、とのこと。
まぁ、他の場所が原因の漏水は適用外になるのは当然として、万が一の時には助かります。

特に、2Fのベランダには、店舗から動かすな!と言われている機材が置かれていることもあり、それをふまえた上での対応策を実施してくれるそうです。
「今回の結果がうまくいかなくても、そのとき対応します!保障もつけます。ちゃんと直るまでやります」と言ってくれました。
これが心強い。
実は他の業者も、なんとなく目星つけてくれたものの「あの荷物は動かせないので、直せないですね」とチョーーーーーネガティブだったのです。
助かります。

施工開始時は、入居者と店舗への連絡、周辺の住居などへ手土産を持ってのご挨拶などちゃんとやってくれました。

その後、1日~2日かけて足場を組みます。
ビルは車の往来も多い通りに面しているので、役所の許可取ったり、事前準備もいろいろ面倒だそうです。

そして、初日に散水検査です。
ABC地点の原因とみられるポイントへ、直接ホースからブシューーーーーーーーーッと水をかけて見て行きます。
一か所につき、5分~10分とのこと。場合によっては浸み出す可能性も考えて、もっとかけることもあるそうです。
ところが、まーーーーーー、バンバン見つかりまくります!

A地点散水チェック:

まず、1F外壁からの浸みこみをチェック。剥離していた2Fベランダにあたる天井部分にも水をかけます。
しばらくかけてから、サーモカメラをつかい、天井裏を覗き込み、温度変化と目視でチェックをしていくようです。
水が浸みこんだ場合は、それもクッキリとカメラで確認できるとのこと。ほお~。

まず、原因個所の周辺を外から、15分以上散水チェックしていました。
その後、水が浸みこんでいないことを確認すると、今度はアタリを絞っていた、2Fのベランダのヒビの場所へ移動します。
水をかけて2分ほどで、1Fで「出たよー」と声がかかりました。
呼ばれて、点検口から天井裏を確認すると、確かに水が上から下へ流れています。
さすがというか、なんというか…。こんなに簡単に見つかると言うことは、普通に雨が降っただけでこれまでも雨漏りしていたんだなぁ、と悲しくなりました。
「こんな形で、ここに限らず雨漏りの原因個所が無いか調べます。そのため、この地点だけでしばらく時間かかります」
そういうと、側壁の目地やら、ベランダの他のひびやら、一か所ずつ時間をかけながら確認をしていました。

B地点散水チェック:

A地点に2時間半ほどかけ、今度は2Fの出窓付近を見ます、と呼ばれました。
私とカメラを持った方(以下、カメラマン)は室内へ。外側から水がブシューっとかけられているのをカメラを通して見ていきます。
すると、やはりあの出窓右上がじわじわ青くなりました。カメラマンが携帯電話をとりだし外のスタッフへ連絡。
「出窓のあの上のところ、そう。そこに1分ずつで5分間くらい、上からと、下からと、横からといろんな角度で水かけてみて」
さっそく、スタッフがかけ始めた、まさに1分後、、「あー、出た出た」
じょろじょろじょろーーーーー
出た出た、っつーか、その出方と言ったら、蛇口を弱めにひねったくらい水が、出窓の天井から室内に入ってきました。

おいおい、マジか。こんなに出るモノ?近くにいた友人もポカーンです。
上と横からの水にはなんともなかったのですが、出窓の上部を下から攻めた時、入ってきました。
「出窓の構造の、巻き込み部分」などといういい方をしていました。
あっさり、ここも特定できました。

と、私がその場を離れた30分後、私の携帯がなりました。
「もう一か所、見つかりました―」
行ってみると、同じ出窓の反対側、天井ではなくそのやや下の場所から、ちょろりんちょろりんと、水漏れが。。
サーモカメラでははっきりわからない場所は、やはり人の目と丁寧な検査で確認してもらわないとわからないんだなぁ、と実感しました。
なにはともあれ、2F出窓の水漏れ、原因特定完了!

C地点散水チェック:

なんと、またあの入居者がここでハプニング。事前にこの日に散水検査やるから中にいてほしいと伝えておいたのに「仕事がはいっちゃったんで」といなくなってしまいました。
いや、わかるよ、わかる。仕事も大切だよね。でもさ、あなたのためにやってる部分もあるわけだからそこは家主に「修繕義務」があるのと同様に「協力義務」もあるわけです。
なぜなら、こちらが勝手に入って検査をするわけにはいかないのだから。
管理会社とも相談しましたが、本人の承諾の有無にかかわらず、やはり、同席してもらわないと何かあった時に危ないということで、この日は断念しました。
せめて、代役で部屋にいる人を探すとか、何かあったのではないかと、問いつめたかったですね。

結果としては、屋上の散水検査を別の日にやるため、そのタイミングでC地点も確認してもらうことになりました。
ただ、その日を除くと業者としては人足の費用が別途発生するため、なんとかしてもらわねばならないということは、ガッツリ言われました。
そりゃそうだ。
管理会社と友人と私と皆で打合せをし話し合い「そりゃそうだ」と確認し、管理会社から本人へ厳しめにお願いしてもらいました。

↑道路へ水が飛び散らないように、ビニールが散水個所にかぶされます

↑ピンポイントで散水してもらったら、見よ、この上からのビシャビシャ!

↑別の個所からも雨漏りが確認できた。あっという間に水がたまった。何度も言うが、この雨漏りは「激しく雨が降った時に起こったり起こらなかったりする雨漏り」という報告で調べたもの。

↑天井の上のほうに黒いしみが出ているのがわかる。

 

■今日は屋上だ。散水検査2回目

屋上のいたるところに水をまき、A、B、C地点から浸み出していないかを確認。
ついでに、ほかの部屋にも連絡し、水漏れがおこっていないか、一斉点検を行いました。
結果、サンルームの天井から水漏れがあったことが判明。
さらに、店舗用1階外壁の一部に隙間(パネルがはめこまれていたところ)があったことが判明。
「これまで被害はなかったでしょうが…」と、サービスでウレタンによる隙間埋めで対応いただいた。

C地点散水チェック(再):

今日こそは、ということで、入居者に同席が叶い、検査実施。
B地点と同じような箇所だから、ということでとりあえず、出窓の巻き込み部分を攻める業者。
いやいや、本当に?B地点は出窓のサッシだったけれど、ここは出窓よりも内側の、木枠のネジの場所ですよ。
と、思っているうちに、そのネジの場所から水が、ぽとぽとぽとぽと…。
出窓の巻き込みから入った水が、出窓と壁の接合面にある隙間から入り込んで、木枠から浸み出したのでは、とのこと。
一応、他の箇所も調べてもらったが、結果、出窓の巻き込み箇所が原因と判明しました。

 

■散水検査結果の場所をふさぐ

B地点、C地点の修繕は、巻き込みが原因なので、その隙間にウレタンを埋め込んで対応しました。
本当は、出窓を外して…ということが間違いないらしいのですが、入居者もいるし、店舗もあるし、コストと状況からこちらで対応しました。

問題はA地点。実は、ヒビのあるベランダには入居店舗による業務用の大きな機材が置いてあります。
その機材がとにかく動かせないような重さ。というか、これが原因でヒビが?というか、このままじゃそもそもその重さでベランダも危ないのでは!?と思いましたが、業者によると、構造や設置には問題ないそうです。

築年数=設置年数の機材なので、この期に及んでそんな影響はない、ということでした。
普通の、経年劣化の雨漏りと同様、とのこと。定期メンテナンスと修繕で本来どうにかなっていたレベルだそうです(あーあ)

早速入居店舗に一時的に動かすことを相談しますが「嫌です」とのこと。うーん、困った。
専門業者を使います、と伝えても、1週間くらい吊り下げたままで使用してもらえば…、など色々な案を出しても「嫌だ」の一点張り。
そこで、業者から提案が。

「ベランダの構造内部に、ウレタンを敷き詰めて、雨水が入らないようにしましょう」とのこと。
それで「もし、ダメなら、そのときまた施工して直しますから!」ってマジか。
話によると、修繕後は10年保証を付けるので、その保証内でこの部分の修繕は対応するとのことでした。
ありがたやー。

■外壁に雨漏りに強いコーティングを塗布

外壁を1日かけて丁寧に目地もタイルも清掃した後、ヒビなどはうめてもらい、上から雨漏りに強いコーティング剤(S4:エスフォー)をぬってもらいます。
これで、外壁からの、今後の雨漏りは10年くらいは安心とのこと。
かなり時間をかけて一面一面やっていただけました。

その流れの中で、屋上の笠木に経年劣化の隙間があることも確認していただき、その隙間についてもウレタンで厳重に埋めてもらいました。

■施工完了(2017年10月)

かくして、A,B,C地点の修繕は終わり、外壁に雨漏り対策のコーティング剤を塗布すると言う工事をしていただきました。
その他に、、

・サンルームの天井の対応
・サンルームの床下に水がたまる現象を発見したため、水が抜ける道をつくる対応
・1F外壁の隙間の対応
・屋上笠木の隙間の対応
・屋上床の厚手のコーキング下へ水が入り込んだ箇所の、水はけを良くする対応
・対象外の出窓についても念のため、巻き込み部分へウレタンでしっかり穴埋

をやって頂きました。「ついでにやっておけるところなので、念のためやっておきました」とのこと。本当にありがたいです。

施工中にも、業者同士で、どの方法が効果的かについて話し合いながら進めていました。
個々が積極的に考えて、判断しながら、相談しながら進めてくれていて、とても好感をもちました。

そして、もちろん施工完了の報告書も、検査結果書と同様にいただきます。

どこを、どのように対応したのか、写真付きで報告してくれます。
これがないと、素人の我々には「やっておきました」という言葉を言われたままに信じなくてはいけない。
「終了の仕方」にも業者の質が出るものです。

■チェック用の散水と、台風時に連絡が来て…

最終チェックのための散水テストがおこなわれました。
結果は、、完全に問題なし。ほっと一息です。
そんな矢先に台風がくるというニュースが流れてきました。すると、業者から一本の電話が。
「ちょうど来るみたいなので、入居の方々に、台風の結果にどこか雨漏りしているところがないかも確認してみてください」とのこと。
確認し、この時も問題ないことが判明。

かくして、施工約1ヶ月強に及ぶ、そして判明から他の業者に対応してもらい改善しなかった期間を含めると1年に及ぶ、
雨漏り修繕は幕を下ろしました。
※修繕対象箇所の雨漏りがまた確認された場合には、10年保証でご対応いただけるそうです。というか、適用せずに済むことを信じてはいるけれども!

■後日談(2018年3月)

あれから2つの台風を経過しましたが、特に問題ありませんでした。
2月の積雪もクリアしました。
このまま、問題の起こらないことを期待しています。

また、施主はこの業者をとても気に入っていました。
他にも同様のサービスを行う業者もいるかもしれませんが、もし気になるようでしたらご検討頂いても良いかと思います。
私へのご質問やご相談も受け付けますので、何かありましたらご連絡ください。

 

◇株式会社ミカジマ
公式HP: https://mikajimasakan.com/amamori/
住所:〒196-0021東京都昭島市武蔵野2-8-27
TEL:0120-848-727

雨漏り修繕のみではない、住宅リフォーム系の会社。

 

 

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