■はじめに
10月ころになると、毎年、生の筋子が手に入るようになります。
そこで、いつものことが頭をよぎります。
「ああ、いくらを、目いっぱい食べたい」
ということで、作ることにしました。
■材料
生筋子 2腹
水 多め
塩 水の量の3%
醤油、酒、みりん = 1:1:1
■作り方
生筋子を、皮と卵をばらばらにするため、ぬるま湯の中でほぐします。
そのための、ぬるま湯を作ります。
1.生筋子を入れてほぐすために十分な、水を用意します。
水の量の3%の塩を入れます。
例:500gの水には、500×0.03=15gの塩
そのまま火にかけ、35〜40度くらいまで温めます。目安は、お風呂の温度くらい。
熱くすると、イクラが煮えてしまいます。
ぬるま湯にすることで、ほぐれやすくなります。
冷めてきたらほぐれづらくなります。また、つぎ湯をするなり、火にかけるなりして温めながらやります。
2.ぬるま湯に、生筋子を入れて、卵を潰さないように気を付けながら、ほぐします。
筋子の皮が温まると、ほぐれやすくなります。
少し潰れてしまうかもしれませんが、卵と皮の間に指先をいれて、はがすようにします。
↓
3.ほぐし終えたら、そのぬるま湯の上澄みを流し、卵のカスを捨てます。
湯の量が減ったら、また水を追加し、上澄みを流し捨てます。
これを、5回ほど繰り返します。
※多少、残っていても大丈夫です。
△白く濁りすぎるのは潰しすぎたときです。きゃー
4.ザルにあけて、水を切ります。
5.いくらがヒタヒタになる程度の、醤油・酒・みりんを、1:1:1で混ぜ合わせたつけダレを用意し、漬けます。
6.1時間つければ完成です。
つければつけるほど、味がしみこみ、いくらの皮が硬くなってプチプチ感が増します。
好きなだけ、ご飯にぶっかけてもOK♪