子どもにキャラ弁を頼まれることが多いのですが、複雑にあれこれやらなくても、簡単に作る方法がわかってきたので備忘録として残します。
■この記事を読むのに向いている人
私のことについて書くと、とにかくキャラ弁をあまり作ったことがないです。
キャラ弁に時間をなかなか割けない、というと言い訳になるので…ぶっちゃけ、キャラ弁作りに時間を割きたくありません。w
でも、子どもが喜んでくれる顔は見たい!
ということで、どうにかそんな方法がないかを模索してみました。
この記事は特に以下のような方々に参考にしてほしいと思います。
・時間がないけれどキャラ弁を作りたい
・キャラ弁の経験がない初心者
・絵心や芸術センスに自信がない
■簡単キャラ弁のポイント4つ
・基本的に海苔で絵を描く
ひとつひとつを何かで作り上げるとなると、アレ使って、コレ使って、成形は…などハードルが上がります。
海苔で切り絵を作る!
それがシンプルですが簡単です。
・とりあえず目を付ける
ブロッコリーや食材には、とりあえず、白目をチーズ、黒目を海苔でつくって目を付ければ可愛くなります。
・絵を描くキャンバスは米!でこぼこが気になる場合はチーズをのせるなど平ら&単色化
海苔を乗せるキャンバスは米になります。広い面積を取れるからです。
ほっかほかだと、ノリがくっつきやすかったり、湿気でふにゃふにゃになるので、冷ましてから乗せます。
米はでこぼこしているので、切り貼りする海苔が細かったり細かかったりすると、でこぼこの高低差が邪魔になります。
そんなときには、米の上にチーズや桜でんぶなどを敷いて、平らにすると良いです。
チーズを乗せるときも、米はできるだけ冷まさないと、結局溶けて米のでこぼこがそのまま残ってしまいます。w
・色の付け方に気をつかう
海苔と米だけだと、白黒になってしまって華がありません。
そこで、刺し色や背景など、使えるところには色を使う努力をしましょう。
絵、そのものは海苔で、塗り絵をやるつもりで食材を使うと、よりキャラ弁らしくなります。
・美味しくないと意味がない!
食べた人がおいしくないと意味がありません。
ただ、絵を描くだけじゃ、さみしいです。
ということで、色=おかず、がベストになります。
色付け=味付け、です。
ただ、どうしても米(キャンバス)にあまり色を着けたくない場合もあります。
そんなときには「びっくり海苔弁」です!タラララッタラーン♪
お醤油に浸した海苔を以下のように埋め込みましょう。
<お米を薄く敷く→醤油に浸した海苔を敷く→海苔の上にもう一度お米を薄く敷く>
■使う道具
・海苔カッター
とにかくコレです。
このカッターで海苔に限らず、食材の型どりをしていきます
・プリンタ
使用したい画像を紙に印刷するために使います。
印刷した紙を使った、海苔の切り方については以下の動画をご参考にどうぞ。
ちなみに私は、作業マットは使わずに安いまな板を使っています。
また、紙と海苔をホチキスで留めていません。
もちろん使った方がキレイにできるとは思います♪
・画像(道具、というか資料)
PCやスマホで、作りたい画像を印刷しましょう
印刷したり、透かして書いたり切ったりする紙も必要です
・抜き型
試しに使ってみるのも良いでしょう。
使ってみまして、足りない部分を自分で切ったり貼ったりするのも効率的です。
■成功例
▲胡蝶しのぶ(鬼滅の刃)。リボンをもう少し大きくエリアとって、ゆかりのふりかけで紫にしても良かったかな。
娘のリクエストにお応えして作ったもの。当時の私はこのキャラを画像検索でしか知りませんでした。w
海苔でパーツを切り抜いて貼っただけ。色合いがさみしいので魚肉ソーセージでデコ。
▲息子のリクエストにお応えした、仮面ライダージオウ。
海苔だけではなく、ハム、チーズをそれぞれ切り貼り。ご飯に乗せる順番を間違えないように注意。
▲とりあえずプチトマトに目を付けてみました。
白目、黒目を時短で四角く切って付けたので、ちょっとロボコン(がんばれ!!ロボコン)みたいになりました。
・成功しやすいポイント
・複雑だったり、目鼻の位置で別のキャラになってしまいそうな場合は海苔で線を貼り付けるだけに逃げる
・そもそもキャラがデフォルメされているような、シンプルな場合は、線やパーツを太く切る
・目鼻を食材につけるだけの場合、食材にすこし水滴がついた状態でチーズを乗せると、持ち運ぶときに落ちづらい
・弁当箱のフタと、中身の間にスペースができるようにして、持ち運び中に絵が崩れるのを避ける
■いまいち例
▲嵐(ジャニーズ 嵐)のロゴはまぁまぁよくできたかな。ピカチュウは、耳の長さや、顔の大きさに比べて目鼻の大きさのバランスが悪くて、ピチュウになってしまった。
▲仮面ライダーゼロワン。顔がまん丸くなったら、虫感が強調されてしまった 。
・いまいちになりやすいポイント
・紙に乗せて切らずに、見ながらだけで切ると、パーツのバランスがバラバラになりやすい
・パーツの1つ1つが小さくなって、切っている最中にちぎれてしまう
・単色でつくられており、実際に完成すると全体がぼんやりしてしまう
■子どもと一緒にキャラ弁
この方法なら、子どもと一緒に楽しくキャラ弁づくりが簡単にできます(^^)
かにかまの、赤いところを外してほぐして…
チーズを切って…
▲栗花落カナヲ(鬼滅の刃)
▲煉獄杏寿郎 れんごくきょうじゅろう(鬼滅の刃)
▲同上の、切り抜きを使ったバージョン
▲カニカマでデコってみました。ちょっとウヴォーギン(HUNTER×HUNTER)っぽくなった…。