キャスターボードとは?選び方は?実際に子どもに買ったオススメの選び方!【2台買って使い比べた感想アリ】

子どものプレゼントに、キャスターボードを買いました!
は?キャスターボード?と、なる人は多いと思うので説明をします。

 

とくに、「ブレイブボード」というの名前は知ってるけれど、「キャスターボード」という名前は知らない!
その逆の人もいると思います。

決して安い買い物ではないので、理解した上で購入してください。

 

 

■じつは全部「キャスターボード」

2ウィール(車輪が前と後ろに1つずつの計2つ)、2キャスター(車輪を、自在に動くように固定する仕組み)機構の製品という形で、スケートボード(略:スケボー)よりも、カーブや加速がしやすくなった製品を言います。

乗りやすさから大人だけでなく、子どもでも始めやすい製品で、保育園児でも乗り始めることができます。
※ヘルメットなどプロテクターは必ずしましょう。

製品は、ブレーブボード、リップスティック、エスボードなどいろいろと名称があるが、すべて「キャスターボード」の商標。
どれも同じジャンルで、あとはデザインや製造元がちがうだけなんです。

蛇行させる形で進ませるため「スネイクボード」とも呼ばれます。

 

■スケートボード(スケボー)との違い

 

スケートボードは、1枚の板に、前に2輪、後ろに2輪など偶数個ずつで固定されたウィール(車輪)という構成が基本。
安定感がある一方で、自在に乗りこなすには技術が必要。

 

キャスターボードは、2枚の板を、トーションバーと呼ばれる軸でつなぎ、前の板と、後ろの板を軸を中心に、別々に動かすことができる。そのため、体重移動がしやすい。

また、ウィールは前の板に1つ、後ろの板に1つという構成。板とウィールを接続するキャスターも360度回転するなど、車輪を固定するスケートボードと比べて機構(車輪をせつぞくする仕組み)が違う。

ただ板の上に乗るだけであれば、もちろん前と後ろに偶数個の車輪のついているスケートボードの方が楽だが、前に進ませるのはキャスターボードの方が片足の体重移動だけで蛇のように進ませることができて簡単。

 

■キャスターボードの種類とブランド

・EssBoard(エスボード)

2000年代に韓国で製品化されたキャスターボードの始まりと言われる。
メーカー名や商標というよりは製品の総称として使われる。

 

・J-Board(ジェイボード)※JD Bug社

台湾のJD Corporation傘下のキックスクーターブランドであるJD Bug社の「キャスターボード」のシリーズ。
JD Bugの名前の製品は子供向けキックスクーター。ちなみに通常サイズのキックスクーターをメインに扱うJD RAZOR社もある。

 

 

・RipStik(リップスティック)、RipSurf(リップサーフ)

Razor USA社の製品である「キャスターボード」につけられた商標。

 

★☆★

・BRAVEBOARD(ブレーブボード・ブレイブボード)

日本の「ビタミンiファクトリー」が、輸入販売しているRazor USA社製品のRipStikシリーズの一部の商標を「ブレーブボード」として販売している。
そのため、製品はRazor USA社のRipStikシリーズのものと同じになる。

・CASTERBOARD(キャスターボード)

日本の「RANGS JAPAN(ラングスジャパン)」が輸入販売しているRazor USA社製品を「キャスターボード」として販売している。ラングスジャパンは、Razor USA社の販売正規輸入業者である。
そのため、製品はRazor USA社のものと同じになる。
製品名も「リップスティック」「リップサーフ」の名称がそのまま使われている。

 

・J-Board(ジェイボード)※アトラスオート(JDジャパン)社

アトラスオート(JDジャパン)の商標。日本でのキャスターボードの特許は同社が取得している。

 

 

■選び方

・サイズ

実は長さや幅に種類があります。
基本的に子供向けと考えられがちですが、サイズはいろいろです。
小さめであれば軽いので小回りも聞きやすいです。
なにより小さい子には良いです。

大きいと重く、サイズが大きい分1ストローク(1漕ぎ)の距離も長いので速度が出やすいです。

・デザイン

これが各社で大きな違いになるかな、と思います。
製品によっては車輪が光るようなのもありますが、廉価版が多いのもキャスターボードの特徴です。
デザインばかり凝っていて壊れやすい製品を買わないようにしましょう。

・金額と性能

一律には言えませんが、保証や、頑丈さなどに影響はあります。
正直日本製であれば不良品への対応を要求しやすいですが、海外から輸送される製品も非常に多く、その場合はトラブルもあちこちで起こっているようです。
トラブルがめんどくさいようであれば、ただ安い製品を買うのではなく、日本製を買ったり、多少金額が高くなっても「ラングスジャパン」の正規品を購入するなど、安定感のある製品を購入しましょう。

 

実際、私が通販で購入した4000円強の製品は、届いた時点で板のデザインであるゴムの部分が外れていました。

 

子どもにあげて感動した後に、その外れたのを見てガッカリした顔は忘れられません。
交換のために対応してくれた業者はとても誠意があってよかったですが、その間、せっかくあげた製品をすぐに取り上げる形になり練習できませんでした。

クチコミなどでも4つ星、100件以上のクチコミで初期不良は数件でしたが、自分がその数件になってしまった。w
まぁ、こういうのはあるあるなんですけどね(^^;

通販だから、というわけでもなく、お店で購入したとしてもその場では大丈夫だと思っても少し使ったら故障しちゃうとか。
だから1年保証とかあるわけです。

そんなことにならないためにも、きちんと購入する業者、製品、ブランドを選んでください。

 

■オススメのトップ3!

混乱を避けるために先に伝えると、上に書いたのは各ブランドの説明で、実際には日本の代理店が入っていると
「代理店名」+「ブランド名」の組み合わせで何通りもできてしまいます。

そのため、今回は「※社名」と書きました
こちらの扱うブランドをおススメします!という意味にとらえてください(^^)

 

1位:J-Board ※アトラスオート社

キックボードで実績のあるJD Bug社の製品。
頑丈そうで、子どもが多少無茶をして扱っても安心な気がします。w
デザインも豊富で、サイズも豊富。
金額にも幅があって、目的やプレゼントする相手によって選びやすい。

アトラスオート社が間に入っているため、不具合があった時の補償なども安心です。

 

2位:Caster Board ※ラングスジャパン社

日本のキャスターボードの代名詞と言っていい「ラングスジャパン」。
なんなら、ブレイブボードもJ-Boardもスネイクボードも全部「ラングスジャパン」と勘違いする人もいるくらい。w

頑丈で、大人も乗っている人がいます。
Rip Surfは特殊な形状で人の目も集める商品です。

サイズはやや大きめなモノが大きく、進ませるにもダイナミックな動きになる。
アメリカンな感じ(?)w

日本の会社の保証を受けられるのも強い。

 

3位:Brave Board ※ビタミンiファクトリー社

キャスターボードの広がりとともに有名になってきた「ビタミンiファクトリー」。
Brave Boardで検索をするとヒットします。

元がラングスジャパン社と同じ製品になるので、頑丈さなど特徴は割愛します。
「Rip Stick」シリーズを扱っているので、全体的に安めなのがありがたいです。

こちらも、日本の会社の保証を受けられます。

 

■偽物や対応の悪い業者に注意!

・偽物が存在することを警戒する

有名なブランド、人気な商品は偽物も多くなります。
特にこれは通販に言えることですが、見極めるつもりで購入はしましょう。

「正規品」という言葉だけで信頼すると、実は偽物だった、ということもあります。

有名なブランド、人気な商品の強みとして、購入者が多いことがあります。
取り扱っている業者のクチコミ件数を確認して、100件以上のものが安全です。
そして、必ず☆の数の少ない情報も参考にします。

 

・トラブルの発生内容や対処の方法を確認

どんな製品でも、初期不良や発送トラブルなどは発生するものです。
その対応方法や、どんなトラブルが自分にも起こりうるのかを確認すると安全です。

☆が多い評価の中に、トラブル対処が良かった!という情報もあったりするので参考にしてください。

 

・国内業者の取り扱いを優先する

国内業者が販売店の方が、初期不良や輸送中のトラブル対応がスムーズです。

海外業者が良くないというわけではありません。
安く購入できる場合も多いですし、国内のサービスと比較して丁寧な場合もあるでしょう。
それでも、国内の方が輸送中のトラブル含め、何か起こった時に自分が掛け合わなくてはいけなくなった時に安心です。

通販の場合は到着までに長い時間がかかる場合は、海外業者の可能性があります。
もしくは、海外の倉庫からの発送となります。
通常時はともかく、もしも輸送中に何かあった場合には、到着が遅れることもあります。
つまり、輸送中のトラブルがアクシデントに増えます。

どうしても遅れての到着を避けたい場合は、国内発送を選びましょう。

 

■子供が始めるのに絶対必要なアイテムは2つ!

写真にある通り、ヘルメットと、プロテクターです。
これは絶対に必要なので、必ずつけて練習しましょう。

頭をうったり、ひざの皿を大けがしてからでは遅いです。

プロテクターについては手のひら、ひざ、ひじがセットで売っているので、まとめて買っておきましょう。

バラバラに買って、後から追加しようとして、持っていない箇所を汚したら後悔します。
ということで、私はボードと一緒に買っちゃいました。

 

 

■私が6歳の息子と、9歳の娘用に購入した製品2つについての感想

・2台買った結果(幻の1台目を最初に伝えます)

1台目は海外の販売店のものを購入しました。Amazonですね。
安い金額(5,000円ほど)だったのですが、1週間待って届いたら部品が破損していました。

無事、丁寧に迅速に返金がなされたので良かったのですが、再発は返品と再注文の手間がかかりすぎるため、今回は別の会社でお願いすることにしました。

 

・1台目は通常サイズの「JD-RAZOR」

頑丈でよかったのですが、6歳にはちょっと大きかったです。
9歳の子にはちょうど良かったですが、6歳の子供向けには大きかった。。

そこで近所の方(中学校1年生)がほぼ買値で買っていただけるとのことだったので、売ることにしました。
ありがたい。。

写真を撮り忘れましたが、こちらの商品になります。

 

・2台目(現在使っています!)

私が買ったのは、

「JD-RAZOR」です。
ただし、アトラスオート(JDジャパン社)の扱う、PIAOO(ピアオー)というブランド製品になります。
安いです。w

そして、通常よりも小さめです「mini」と書かれているだけありますね。

・決め方(参考)

ボードのブランド:JDRAZOR

販売店:JDジャパン社

サイズやデザイン、金額:製品の詳細で確認

という感じです。

 

 

金額が高くなく、やや小さめのサイズのものがあったので「初心者にはいい」と判断しました。
もしかしたら、数回乗っただけで辞めちゃうかもしれないし。w
とはいえ、壊れやすいんだと危ないので、安全・安心な製品にしたいと考えました。

 

結果としては大満足です。
子どもはすごいですねー。2日目には、合計3時間くらいで、2人とも乗れるようになってしまいました。
そして、めちゃくちゃハマっています。
上の子は一輪車が好きですでに乗れるので、下の子をメインにと考えて買ったのですが、二人とも取り合っています。

<子どもが初めて使うのにオススメの「一輪車」と選び方をまとめました!>

 

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