■子供に将棋を買ってあげることにしました
学童で子どもが将棋を始めたと言うことで、家でも買ってあげることにしました。
 ちょうど、藤井聡太四段が話題にもなっていたため、
 その効果を調べると、なかなか成長にも良さそうです。
■将棋の効果
・相手を手を待つことで「忍耐力」がつく
  ・相手の手を考えることで「洞察力」がつく
  ・手順の流れを考えることで「論理思考」がつく
  ・没頭することで「集中力」がつく
  ・追い込まれても冷静に考えることが求められ「メンタルコントロール」がつく
  ・状況に応じた「判断力」「決断力」がつく
  ・負けを認めてもその後にどうしたら勝てたかを考えるため「問題解決力」がつく
  ・追い詰められてもそこからどうしていくか考える必要があるため「状況適応力」がつく
と、メンタルトレーニングにひいでています。
 それと、勝ち負けを決するものは情勢の流れを察する「勝負勘」も身に付けられそうですね。
■選び方
では、どんな種類があるのでしょうか。
・盤面と駒の素材
「木」
 木製のものは、温かみがあります。駒を持って、パチン、と置いた時の音も楽しみの一つです。
 どうせやらせてあげるなら、できるだけ本物に触れさせてあげたい、将棋の魅力を少しでも伝えてあげたい、
 と考えるのが当然です。
 厚みも適度にあり、持ちやすさ、置きやすさ、取りやすさもひいでています。
 できれば、駒に適度な厚みがちゃんとある方が、より扱いやすいです。高くなりますが。。
そして、崩し将棋のような通常の試合以外のゲームをやるときも、素材がゲームのやりやすさに影響します。
 やはり一番は木製でしょう。
ただし、据え置きの足付きではなく、折りたためる盤面もありますが、それでも他の素材に比べてかさばり、持ち運びは不便です。
「布」
 主にマットがこれです。駒はプラスチックだったりします。
 とにかく持ち運びに便利。音がならない。という利点があります。
 デザインもいろいろなものがあり、見た目で楽しむこともできます。
 おでかけの時に持って行けば、子どもと遊べますし、試合以外のゲームでも問題なく活用できます。
ただ、あのパチリ、という音がならないのは、醍醐味にかけますし、駒がすべりやすいです。
「ゴム」
 布と同様、こちらも持ち運びに便利です。
 マットよりは若干かさばりますが、それでもコンパクトになります。
 駒がすこしぶつかったくらいではすべらず、揺れのある新幹線の中でも楽しめます。
ただ、やはり、あのパチリ、という音がならないんだよなぁ。笑
「マグネット」「紙」「プラスチック」
 これらは、ほぼ持ち運び専用と思われる、小さなタイプの物が多いです。
 どれも、駒をとりづらかったり、置きづらかったりします。
 慣れている人が、持ち運んで遊ぶにはいいですが、導入で使うと、やりづらかったりするため、
 継続して使う気にならず、かえって将棋から離れてしまいそうです。
初心者の、しかも本能に忠実な子ども達には、できる限りやりやすい環境(盤面や駒)を用意してあげたいです。
・その他の特徴
「進め方の書いてあるもの」
 それぞれの駒に、矢印などで進め方が書いてあるものです。
 それ通りに動かせばよいので、初心者にはぴったりです。
 進め方の書いていないものに、どのタイミングで切り替えるかがポイントになります。
「将棋を使った他のゲームがのやり方が同梱されているもの」
 そんなの、そういう本を買えばいいじゃん、と言う声も聞こえてきそうですが、
 そういう人に限って買わないものです。笑
 最初からこういう冊子が同梱されていると、長時間の試合に慣れない子供や、
 まだ進め方の理解できない年齢の子供にも、将棋に慣れ親しんでもらえます。
 ただし、いざ試合を覚えさせようと言う時に、わかりやすいゲームに逃げる可能性は高いです。
「将棋のやり方の簡単なマニュアルが同梱されているもの」
 これも、本を買う買う言ってても買わない人が多いです。笑
 ある程度、ただ将棋を指すことに慣れてきたときに、何気なく説明書をとって読んで、
 そこに定石やすこし突っ込んだ将棋の勝ち方などあると、スムーズに本格的な方向へ進みやすいと思います。
 もちろん、全く読まないまま終わる可能性もあります。
「将棋以外のゲームができるもの」
 盤面の表と裏で、以後も将棋もできたり、バックギャモンができたり麻雀ができたり。。
 一石二鳥なものです。
 ただし、帯に短したすきに長し、な道具にもなりやすく、あぶはちとらず、な結果になるかもしれません。
 (かんようくこーなー?)
■候補はこれ!Best3+おまけ1
・NEW スタディ将棋 (くもん出版)
なんと言っても、あの藤井聡太四段がつかったということで有名です。
 コマには進む方向が書いてあるほか、将棋の簡単なルールブックが入っていたり、定石の例が記載されているなど、興味を持ち始めてからも何気なく開いて、より深く将棋を楽しめそうな印象です。
 全て木製でできており、それなりの厚みもあるので、本格的に楽しむことができる印象を受けました。
 学習塾の「くもん」系列で出しているあたりも、子供にわかりやすい仕様になっているかと思います。
・将棋のルールをすぐにマスター! マスター将棋(ビバリー)
安いくもん出版の廉価版、のイメージですが、こちらもコマに動く方向が書いてあります。
 それに加え、コマの字などがカッコよく、子供が楽しく将棋できるように作られています。
 盤面、コマともにやや薄いつくりになっています。
 値段は、くもん出版よりも¥1,000ほど安く販売されているようです。
・ドラえもん はじめての将棋&九路囲碁 ゲーム20(エポック)
エポックらしく、子供に楽しんでもらえる仕掛け満載の将棋です。
 最大の特徴は、みんな大好きドラえもん。笑
 そして、将棋だけでなく、九路囲碁(小さいサイズの囲碁)、そのほかドラえもんのコマを使ったゲームがセットになっているところです。
 将棋がいまいち難しい子供にも、喜んでもらえます。
 つねに将棋は目に入る状態なので、常に触れていられます。興味が出たら、将棋も楽しんでもらえるでしょう。
 もちろん、コマには進め方の絵が描いてあります。
おまけ:どうぶつ将棋(幻冬舎エデュケーション)
一時期はやった「どうぶつしょうぎ」です。
 盤面がすくなく、コマも大きくできています。コマは木製で、積み木のような大きさです。
 とても温かみのある手触りの木で作られています。
 ボードゲームの板の上を動かして遊びます。頭を使って相手の王(ライオン)をとるゲームです。
 将棋になれるきっかけになります。
■これに決定しました!
NEWスタディ将棋です!
 
 ポイントは、
 ・盤面、駒が木製
 ・進め方が駒に書いてある
 ・簡単な差し方の冊子が入っている
 の3点から選んで購入しました。
親子でぱちぱち打ちながら楽しんでいます。
 何を隠そう、私が将棋のやり方を知らなかったので、一緒にたのしくやれて嬉しいです。笑
■ちなみに娘が3歳のころに「どうぶつしょうぎ」を買ってあげました
3歳でも十分、楽しんでいました。
 大きな駒であることと、優しい木のぬくもりが手に優しく、お気に入りでした。
 ゲームも盤面のマスが少ないので短い時間で、本気で楽しめるので良かったです。
 「ゲームにはルールがある」ということも学べた気がします。
 「よろしくお願いします」「ありがとうございました」のマナーも教えられました。
 ※やり方の冊子に、ルールとマナーは書いてあるので、そのとおりにやっていました。
今では、息子(3歳)が楽しく使っています。
 週末、一緒にやってます♪