いくつもの業者へお願いしても原因がわからなかった雨漏りを直した体験談を、載せます。
ガチで調べまくって、ガチで解決させて、ガチで雨漏り解決依頼を受けた管理人ご家族から感謝された出来事なので、参考にしてもらえたらと思います。
■ここで伝えたいことのまとめ
<雨漏り対策の最終兵器について>
・原因のつかめない、また、つかむために費用のかかりそうな雨漏りには「サーモカメラ」を使用している業者が絶対お勧め!
・「サーモカメラ」を使う業者は費用が高い!
・サービスで「サーモカメラ」の使用が無料の業者も中にはある
(以下で体験談を紹介する「株式会社ミカジマ ※ただし個人からの依頼に限る」など)
<雨漏りする原因と個所のまとめ>
・壁面タイルの浮いた隙間、を水が伝う
・外壁やベランダのヒビ、から水が入る
・壁面タイルをつなぐ目地(撥水効果が無くなった)、からの浸潤
・サンルームなどある場合はその柱など、からサンルーム床下へ伝って溜まる
・屋上床のコーキングに空いたわずかな穴、から水がたまる
・笠木の隙間や、笠木のまきこみ部分の隙間、から水が入る
・壁面パネルの経年劣化でできた隙間、から水が入る
・出窓のサッシにある巻き込み(サッシの下側)、から水が入る
■知人から持ち込まれた雨漏りの相談(2017年7月)
昨年から、知人の管理するマンションで、雨漏りがひどいという話がありました。
築30年を超える、鉄筋コンクリートのマンションです。
「ちょいちょいメンテナンスしてりゃーいいのにさー、やってなかったんだよー」と言ってました。
親から知人が引き継いだ今になってツケが来た!オーマイガッとのことです。
「どうしても直らないところがあるんだよ。居住者のいる部屋で。業者をいろいろ変えながら直すんだけど、
どの業者も「原因の特定は難しい」って言ってさ。それでも、住んでる側はしったこっちゃないから、直せ、って言ってくるし…。
それで、とりあえずは見込みで直すけど改善しない、っていう感じで、本当に困っちょるよ」
私はもともと、こうした相談を受け、解決策を考えることが好きなので、
今回も例外なく、知人の相談を受けてアレコレと動くことにしいました。
結果、見事に解決しましたぁー!ひゃっほーい。バンザーイ♪
ただ、この経験はきっと雨漏りに困っている皆さまにも活用してもらえると考え、
こちらへアップすることにしました。
それまでのいきさつを、知人が私に相談を持ってくるまでの流れも含め、まずは、追って説明します。
■雨漏りしているマンションの特徴
鉄筋コンクリート3F+屋上に非住居の小さな倉庫
商用利用→1F、2Fの1部屋
居住利用→7部屋
築35年
修繕歴 不明※定期的なクリーニングはアリ
雨漏り個所
→3Fの1室(A号室)、出窓の天井付近(豪雨の時だけ)
→2Fの店舗、出窓の天井付近(豪雨の時だけ)
→1Fの店舗、壁紙が黒くなる謎の減少(次第に)※業者Cによって後から雨漏りによる可能性と指摘
どんな雨が降っても漏れてくる訳ではないのが、またムズカシイ。。
※そのほか、これまでに対応してきた雨漏り(参考)
→3FのB号室、出窓の天井付近
→3FのC号室、リビング天井雨漏り2か所
■これまでに雨漏りを確認してくれた業者と、場所
なお、今回の雨漏り箇所は、3FのA号室は2014年10月以降、その他は2016年9月以降に見つかった個所です。
ただ、業者Aの段階で、全体のチェックを行っていたら、こんなに経費をかけずに済んだと思います。
そのため調査結果の総修繕費を以下にあげておきます。
業者A:屋上防水工事 170万 →「3FのC号室リビング天井雨漏り2か所」⇒解決(2013年4月)
業者B:出窓のコーキング 12万 →「3FのA・B号室の出窓と壁の継ぎ目からの雨漏り」⇒B号室のみ解決(2014年10月)
業者C:外壁クリーニングと撥水塗装 190万 →「劣化したタイルの目地やヒビのビル全体クリーニングと補修(雨漏り予防)」(2015年4月)
業者D:出窓のコーキング(再) 7万 →「3FのA号室の出窓の天井付近雨漏り」⇒雨漏り解決せず(2016年9月)
業者E:天井点検口取付+屋上笠木周りコーキング 7万 →「3FのA号室の天井点検口設置」+「3FのA号室の出窓の天井付近雨漏り」⇒点検口設置のみクリア。雨漏り解決せず(2016年12月)
解決した雨漏り修繕もありますが、モグラ叩きのように対策し、手探りの修繕を続けた結果、ただ、費用がかさんでいきました。
特に出窓付近の雨漏りについては業者も「おそらく」と言いながら施工を行っていったそうです。
手探りで、常に、修繕されていたということですね。ここで困って、私に相談が来ました。
そりゃそうですよね。「おそらく」でやらされ続けたらたまりません。
ただ、どの業者も「わからない」と言っていたのは確かで、難しい案件ではあったようです。
最終的には、業者Eにいたり、「浮いてしまっている外壁のタイルと、内側の隙間を屋上から伝って流れている可能性が…」
となった日には「外壁タイルすべて引っぺがして貼り直すしかないんですか?そんな金はないです」という施主の質問に対して、
「ではとりあえず、可能性として屋上の笠木の隙間から、下の階へ流れているかもしれないので、そこを何とかしましょう」と言われるわけです。
よし!それじゃあ今度は笠木だね!いくら?15万ね!レッツゴー!
って、なるかーーーーーーーーーーーーーーーーい!!
業者C以外は、すべて、ビルの管理会社にお願いして手配してもらった全部違う業者だそうです。
そこで次の業者Fは私が探すことにしました。
■こんどこそ何度もやらずに済む業者を探す!でも、どうやって…
そもそも、今までの業者がポンコツだったか、というと、正直言ってわかりません。
なぜなら全員「散水検査をやらないと分かりません」と最終的には言っているからです。
「散水検査」とは雨漏りの原因個所を特定するための検査です。
雨漏りの原因が疑われる箇所へ放水し、お目当ての場所から雨漏りを確認したら、その場所を修繕する、というもの。
じゃあ、やってもらえば?となるわけですが
「散水検査をやっても、わからないかもしれません」と言いだす。
この散水検査、1か所にいろんな角度から5~10分かけ続けなくてはいけない(染み込む可能性もあるため時間をかける)ものです。
つまり、お目当ての場所が分からないので、ビル全体のあちこちに1週間近くかけてやるしかない、ということ。
いくらかかるんだ、それ
わからないなりに、目星を立ててそこへ水をかけられたらいいのだけれど、外壁ともなれば足場を組まないと難しく、そんな気軽にできるものでもないのです。
その結果どの業者も「わからない。むずかしい」となるわけで、皆さん一致した回答になっています。
まかりなりにもプロが全員、そういうのだから、それだけわかりづらいことは間違いないのでしょう。
とにかく手と頭をフル回転させて調べました。
そんな中、気になるアイテムを見つけました。
「サーモカメラ」による、雨漏り修繕。
なんじゃそれは!
ということで、早速調査をしてみました。
■サーモカメラ、それはドラ○もんの秘密道具のごとき奇跡のアイテム
サーモカメラとは、、
よくテレビでカプサイシンの効果チェーーーーーーっく!とか言って、食べた後の体温の変化を青~赤で表示する、アレです。
それを使って、外壁の温度、室内の温度から水がたまっていたり、通り道になっていて温度の低くなっているところをチェックするというものだそうです。
これなら、見つけることができるかもしれません。
試しにやってみる価値はありそうです。
早速お値段チェックです。その結果、扱っているどこの会社も、、
約20万円くらいかかる…
たけえ!!!!!!!!!!!
カメラ使ってもらうだけで超たけえ!!!!!!!!!!!
試しに「やってみる」金額じゃねえ!!!!!!!!!!!
どうやら、高価なものであることはわかりました。
■無料で「サーモカメラ」を使ってくれる業者を見つけました(2017年8月)
鼻血をぶーぶー出しながら調べ続けていたところ、ある会社のサイトで鼻血がぴたりと止まりました。
株式会社ミカジマ
サーモカメラによる検査までなら「無料」。
は?なんで?
なにはともあれ、藁にもすがる思いから、とりあえず会うだけでもと思い、連絡をとりました。
来てくれた方は、どちらかというとせかせかした方でした。笑
ただ、わかりやすく、こちらのしつこい質問についても丁寧に細かく回答してくれる方でした。
行動力もありそうなので、頭はキレるのかと思います。
で、肝心ななんで無料なのかというところ。
この「無料」には制限があり、管理会社など業者からの依頼は有料だそうです。
個人の管理者(一般の戸建ての人がメイン)からの依頼については、無料、ということでした。
つまりサービスですね。
料金の発生する流れは以下の通りです。
サーモカメラによる調査
↓
調査結果書の受取
↓
施工に移るのであれば見積もり
———–ココマデ無料———–
↓
依頼をして施工
↓
施工完了検査書の受取
↓
支払い
ということは、どこが原因で、どのポイントがあやしくて、というところまでは無料で絞ってもらえそうです。
早速知人も呼び不安な点を払しょくしつつ、サーモカメラによる調査をお願いしました。
■「サーモカメラ」を使って雨漏り原因をつきとめてみた!
そもそも、このカメラ、たまにテレビで人間の体温変化とか、室内の温度変化とか、
そういうものでしか使用しない、研究者しか使わない道具だと思っていました。
でも、こんなところで、お世話になるとは、という感じです。
調査当日、めちゃくちゃゴツイカメラをもって業者が登場です。
このカメラと、検診棒で、怪しいポイントを確認するそうです。
足場がないので、届くところはサーモカメラ+検診棒、届かないところはサーモカメラという形でした。
ということで、各場所の復習
A地点:3Fの1室、出窓の天井付近(豪雨の時)
B地点:2Fの店舗、出窓の天井付近(豪雨の時)
C地点:1Fの店舗、壁紙が黒くなる謎の減少(次第に)
・A地点サーモチェック
とりあえず、店舗天井の点検口から中をのぞく。別業者が同じことをして、中を水が伝った跡がある、という指摘をしていた場所。 もちろん、同じことを言われる。壁に沿って上から下へ水の流れた線がある、というものです。
問題は、どこから、ということ。屋上から?壁から染み出て?2F?そもそも壁紙の黒いのは本当に雨漏り?
次に業者は部屋の中から、壁紙の黒をサーモカメラでチェーーーーーーーーーーック!
壁紙の黒にそって、青い色が濃くなります。
「この濃いところが湿っているようです。水が伝ったのでしょう」とのこと。
さらに外に出て、壁紙の丁度裏に当たるところをチェーーーーーーーーック!
壁にはあまり色の変化がないですが、上へ向けると、2Fベランダの下(張り出して天井の様になっている)の塗装に、若干の剥離を発見。
「これ、もしかしてベランダに小さなヒビでもあって、そこにしみ込んだ水のせいで剥離が生まれたんじゃないかな。だとすると、そのしみ込んだ水が、1F天井裏の水漏れにもつながっている可能性があります」
ふーん、まぁ、なんとでも言えるよね
と、ここでまたサーモカメラチェーーーーーーーック!
「やはり剥離してる箇所の温度が低いですね。上から水が浸みている可能性は高いです。あとその隣のこの辺も」
おお、、まじすか。まぁ、後で2Fに行ってみれば分かります。
そのほか、壁を検診棒でコンコン、剥離箇所もコンコン。
「この音が、ちゃんと壁がタイルとくっついている音で、これがタイルが浮いてしまっている音です」と丁寧に教えてくれながらコンコン。たしかに、なんか響くような音が浮いているという箇所からはします。
年数を経たマンションの壁は、こうして浮いてしまうことは結構あるそうです。
ただ、そうすると、タイルと壁の間を、古くなって撥水効果の無くなった外壁の目地・ヒビから染み込んだ水や、屋上から染み込んだ水が伝って室内への水漏れにつながることも少なくないとか。
そんなこんなで、A地点のターゲットは決まりました。2Fのベランダ!
2Fのベランダへ行ってみると、確かに、軽いヒビがありました。へー、こんな小さいところからも水は染み込むのか。。
って、冷静に考えたら当たり前か。さっそくカメラでチェックしていましたが、確かに、ヒビに沿って青色は濃くなっており、水気を保持しているようでした。
そのほかの箇所にもチラチラと青色は見られました。
張り出したベランダは、出窓同様に、経年劣化に弱く、壊れて落ちるなどということはないのですが、小さなヒビが原因となったりして水漏れを誘発しやすいようです。
その周囲もカメラでチェックしていましたが、特に怪しいところはなく、1Fの水漏れはほぼここで間違いないだろう、という結論になりました。
・B地点サーモチェック
さきほどベランダからの漏水が確認された2F店舗、の出窓付近がターゲット。
中から出窓を確認するも、特に問題なし。以前の業者による外からのコーキングもちゃんとされていることを確認。
カメラでチェックしますが、、あれ?出窓右上付近にやや青いかたまりが。。
「水がすこしたまった後かもしれません」
その足で、さっさと外へ出ます。
そして、外から出窓含めた外壁をサーモカメラでチェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキラッチョー!
アップにしたり、全体にしたり、感度を変化したりと長い時間チェックしてくれます。
さきほどの出窓右上付近の上にやはり、すこし青いかたまり。
よく見ると、全体としては白いですが、他の場所にもほんのり青い部分が見えます。
「これ、他のところもまずいんですか?」と聞いたところ、、
「いえ、お風呂場や水回りのこともありますし、一概には言えませんが、そのへんも感度を変えて確認しています。ただ、どうしても経年によるタイル目地の撥水効果は減っているようなので、そこから多少、浸みています」
とのこと。ただし、前日に降った雨のせいで若干湿気が残っている程度の場所もあるので、その辺りは問題なしだそうです。
ちなみに、「前日に雨が降った」のはこのチェックをする上ではとてもラッキーとのこと。
悪いところには水が残りやすいので、温度変化が表れやすいのでチェックしやすいそうです。
B地点については、結論として「壁面の裏を上から下までまっすぐ通ってきている様子はおそらくないが、出窓付近に雨漏りがしょっちゅう起きているのは間違いない」ということ。
壁面じゃなかったらどこから?という質問には、棟内の床の隙間などの可能性もゼロではない、ということでした。
が、室内をサーモカメラで撮った際にはそんな可能性も低い、ということで、
B地点のターゲットとしては、出窓付近、ということになりました。
散水テストをもしやるなら、、
出窓付近、そのすこし上の壁面、3F付近、屋上、という順番で漏水を確認するまでジリジリ上に上がりながらやっていくとのことでした。
・C地点サーモチェック
ここは、入居者がいて、また予定をどうしてもこの日に合わせてもらえなかったので、チェックは外からのみになりました。
「雨漏りあります!けどうちに入れません!」ということが多く、なかなか予定を合わせてくれないのでした。
そして、この日も予定調整のメールを無視された、とのこと。
まー、そんなこともアルアル。
ただ、ここでもやはり出窓付近はカメラチェックで青かったです。
いや、ほかにも出窓はあるんです。でも、雨漏りが起こっているところは、特に青い。
しかも3Fなので、屋上の付近もちらちらと青が目立ちます。
そのことについて聞くと「屋上は昨日の雨でまだ若干湿気がたまっているだけでしょう。晴れている日だったらもう乾燥しているレベルですよ」とのこと。
よかったよかった。
そいうか、カメラの感度を調節しながら、そんなことも踏まえた上で問題のあるポイントを絞ってくれるのだから、すごい。
ついでに、ということで、全体をくまなく確認し、屋上もチェックした上でこの日は帰って行きました。
↑剥離部分の色が違うのがわかる。剥離部分の上にベランダがあり、そこにヒビがあった。
■業者を無条件に信頼せず、調査結果は正式に「調査書」でもらおう
すばらしいチェックですし、口頭でとても親切に説明していただけました。
しかし、後から言った言わないという問題に発展しないように、どんなに「しっかりした業者だ」と思っても、「無料」であっても、相手を信頼しきることなく、きちんとした調査書をもらいましょう。
「しっかりした業者」だから、「無料」なので、ということで、相手を信頼した、というのは、考えたり悩んだりするのが面倒くさくなって、早く頼れる人に丸投げしたいという人間の言い訳です。
完全に雨漏りが直るまでは集中を切らさずに、業者とは応対することをお勧めします。
業者の中には「いいから任せろよ」「ほら、言ってることわからないだろ?プロに任せろよ」というような接し方をしてくる人もいます。(いました)
でも、自分のペースに強引に持っていく業者はきっと問題が起こった時もこちらの意見を聞いてくれませんよ?
また、わざわざ難しい言葉使ったり、こっちが質問したことにわかりやすく答えてくれない業者も、こちらの気持ちや考えに気を配ってくれない業者で、何かあったときに誠意ある対応をしてくれるとは思えません。
あくまで、施主のことを考えてくれる業者が見つかるまで、あきらめずに探すようにしましょう。
その意味で、正式な調査書を作成してくれる、ということは、無料だなんだという理由は関係なく、施工にまつわるお互いの誤解や不安を事前に解決しておくという努力をしてくれる「業者選び」の必須項目と言えます。
今回の場合で行くと、ターゲットは2か所(C地点は室内には入れなかったので、簡単なチェックのみということもあり調査書はなし)。
そのボリュームのすごいこと!(以下の画像参照)
すばらしい。無料とは思えない調査書です。
いつの間にか、ミカジマさんを上げているようになっているが、そうではなく「サーモカメラを併用すると、ここまでしっかりチェックできるんだ!」という視点で読んでください。
すごいです。
これならついに、謎の漏水原因を、ついに、ついにつきとめられるかもしれません!
そして、このレベルなら、他の疑いのあるところがあれば、それも表面化できるかもしれない。
そう考えて、全体のチェック+ターゲット3カ所の修復という形で施工の範囲を広げた上で見積もりを出して頂き、いざ、修繕へと移って行ったのでした。
↑チェック箇所ごとに作成してもらえます。そして、一か所に付き、このボリュームの報告書!
↑雨漏りを内側と、外壁からチェックします。サーモカメラの感度を調整しながら、温度に差の出ている個所(湿っている個所)をチェックします。
↑報告書には、目視で確認できるヒビ、隙間など、雨漏り原因と思われる個所が記載されます。口頭での説明や、文字だけではなく、写真で報告してくれます。
↑最後には「まとめ」が載っています。
◇株式会社ミカジマ
公式HP: https://mikajimasakan.com/amamori/
住所:〒196-0021東京都昭島市武蔵野2-8-27
TEL:0120-848-727雨漏り修繕のみではない、住宅リフォーム系の会社。