■7歳の娘の片胸にシコリができた…
片胸が硬い、と娘から聞くと、たしかに硬い。
ネットで調べると、3つの可能性があるようです。
1.成長の過程で、ちょうど女の子は7歳6ヶ月くらいから、片胸にしこりができることがある
2.通常女の子なら10歳頃、男の子は12歳頃にはっきりする、性差が早く起こり体が完成されてしまう「思春期早発症」(6歳くらいで胸が大きくなるのは、その前段階の「早発乳房」と言います)
3.「乳がん」のおそれ
いずれも、乳頭の周辺にシコリを感じたり、痛みを感じることもあるようです。
ただ、細かな症状に違いがあるようです。
■1.成長の過程の場合
男の子は10歳ころ、女の子は7歳6か月ころから、ホルモンの分泌の影響で、片胸にシコリができることがあるそうです。
乳頭の周辺がドーナツ状や、丸い球が入っているような印象を受ける、シコリです。
早ければ1週間ほど、おそければ1カ月ほどで、なくなるそうです。
片胸のシコリが最初に発生して、つぎに反対側の胸も硬くなり、最後は両方とも、ふつうになるとのことでした。
ポイント:1カ月ほど様子を見ないと、結果は分からないようです。。
■2.「思春期早発症」
日本小児分泌会のサイトによると、以下のような影響があるそうです。
・早期に体が完成してしまうために、一時的に身長が伸びた後、小柄のままで身長が止まってしまう。
・幼い年齢で乳房・陰毛、月経などが出現するために、本人や周囲が戸惑う心理社会的問題が起きる。
・まれではあるが、脳などに思春期を進めてしまう原因になる病変がないかを確認する必要がある
胸の痛みやシコリが長く続く、乳首が大きくなっていくようであれば、この疑いもあるので、来てほしいとのことでした。
ポイント:1ヶ月ほど様子を見て、乳首が大きくなるなど成長が止まらなければ注意です。
■3.「乳がん」
子どもでも100%ないとは言えないので、正直、この点について不安に感じていました。
乳頭から液が出る、特に血液が出るようなときは要注意です。
とはいえ、乳腺炎や良性のしこりでも血液が出ることはあるようですが、すぐに診察を受けてほしいとのことでした。
ポイント:乳首からの分泌があるとき、特に血液の際には気を付けましょう。
■とりあえず、経過観察
成長の一部として、起こるといわれてしまえば、問題がないことを願って様子を見るしかありません。
なにもないことを、はやく、しこりがなくなることを願っています。
なお、仕事を早く切り上げて頑張って帰宅して、子どもの下校に合わせて、病院に連れて行ってあげるときに「ママと一緒が良かった」とブーたれられたのは、納得がいきませんでした。