自分への戒めも込めて、この文章を作成しています。
任意の自動車保険に入っていない皆さんへの、注意喚起になればと思います。
■事故を起こしてしまうまでの流れ
やってしまいました。今、この記事を書いているつい先日の話です。
いつも通勤で通っている道。視界の悪い急な上り坂になっているT字路、わき道から突き当りに出るとき、一時停止をして左右確認をしたものの、ウィンカーつけてスーッと右へ曲がりかけたところで、右から直進してきた車がパッと出てきて、ごちんです。
見づらいのであれば、窓を開けて音を確認するなどすればよかったですが、今まで何年もしてきませんでした。
アクセルを踏み始めたばかりだったので、すぐに止まれましたが、ブレーキが効いて車体が前へ揺れた反動でぶつかった形です。
直進者優先なのと、特に先方がスピードを出しすぎているなどしたわけもなく、まぁ、こちらが悪いわけですが、まさか自分がこんな事故を起こすとは思っていませんでした。
「まさか」は事故を起こす誰もが持っている感情ですよね。それも知ってます。
■事故を起こした直後に体感したこと
事故を起こす前後の記憶もはっきり覚えています。
「あ、ぶつかる」と思ったとき、頭の中がぐるぐるぐる!と混乱しました。
一瞬、足元にあるのがブレーキなのかアクセルなのか、あやふやになった状態で、踏みました。
私は普段から、ブレーキの上に足を乗せて運転しているので、そのまま踏めば止まれるようにしているのですが、今回はアクセルを踏みこみ始めたところであったため、今思えば、危なかったです。
そして、止まった後、一度外に出ようとギアをパーキングに入れたところ、急な上り坂のせいでスーッと車が後退し「ガッガッガッガ…」と車体の止まろうとする音が不気味に鳴り響く中、平らなところまで下りてしまいました。
危うく、下がった先にある後方のお宅にぶつかるところでした。
今思えば、なぜ、サイドブレーキ入れてからパーキングにしなかったのだろう。
それだけ、事故後しばらく頭が混乱していたのだと思います。
想定外の行動をとった私は、さらに混乱に拍車がかかって、すぐにこの状況の対応もできませんでした。
このときハッキリと「冷静な判断と行動ができなくなっている。この後の対応、言動、問題なく進められるか不安だな」と思ったことを覚えています。
「落ち着かなくては」とも思いました。
止まった車内から出る前に、深呼吸をしました。
ただ、これさえも、今思うと、浅く、深呼吸をしていたと思います。筋肉が緊張で、委縮していたのでしょう。
■事故後に意識したこと
・まず警察に電話しよう
・こちらからゆっくりと、相手に声をかけて車を道の邪魔にならないところに移動しよう→自分のペースを確認し、少しでも冷静になるきっかけにしよう
・冷静になろう→焦りと混乱で考えることを放棄しないで、どうしたらスムーズに進むか考えよう
・落ち着こう→気づいたらこっそり深呼吸をする、会話の中ですぐに決断を出さずに一拍考えて発言するようにしよう
・変な動揺を出さないようにゆっくりと考えながら行動し、その様子を伝えて変な相手じゃないということで少しでも安心感を相手に与えよう
・誠意をもって、発言や対応をしよう。ただし、相手の出方を見ながら、加害者意識からなんでも相手の言いなりになるのではなく、ちゃんと話し合いながら、進めるようにしよう
止まった車の中でうっすらと「任意保険に入っているのかな」という不安が浮かんできました。
事故を起こした車は、私の親族の所有物だったのです。
続きは以下
・事故後の状況と、警察が帰るまでの流れ
<任意保険に入らずに交通事故を起こした私が自動車保険に入るまで~自動車保険が必要な理由と、選び方のポイント~その2>
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